嗜好調査を行いました
1月~2月にかけ、特養、デイサービス、いきいきサークル、配食サービスの利用者様を対象に嗜好調査を行いました。
特養では、全体の約4割の方が、認知症などで回答不能でした。食形態は、昨年は介護食の割合が全体の63%でしたが今年は55%と変化しており、入所者の入れ替わりで常食を召し上がれるお元気な方が増えたことが分かります。
全体として、主食・副食の硬さについて、ちょうど良いが9割を超えていることから、概ね適正な食形態の食事を提供できていると言えます。
満足度では、全体の91%が満足~普通と答えられました。今後は普通がより満足に近づくように、改善をして行きます。
サービス別では特養で不満が14%と一番多く、他のサービス利用者に比べ介護度が高いこともあり美味しく食べられない個々の問題を抱えている状況が考えられます。これに関しては、栄養ケアマネジメントでのフォローを継続的に行っていきます。
美味しかったメニュー、改善して欲しいこと、提供して欲しいメニューなど、様々なご意見をいただきありがとうございました。これらは、今後のイベントの参考にさせていただきます。
その他の意見として、デイサービスの利用者より「みんなで食べるごはんがおいしい」と複数意見があったのが、印象的でした。特に今年は、コロナ禍で人とのかかわりを制限された年でもあり、人と関わること・会話を楽しむことの大切さを改めて感じました。感染対策を徹底したうえで、みんなで美味しく食事を楽しんでいただけるよう、取り組んでまいります。
ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。 (管理栄養士 濱本裕美)